ノンフィクション作家:3

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ノリソダ騒動記 (講談社文芸文庫)
本書は、戦後、愛知県渥美半島に位置する一地域(福江町)のノリ漁業権を一手に引き受け、周囲をその金権体質で沈黙させていた地方ボスたちと、その様子を暴露していく共産党細胞とが繰り広げる、軽快な政治党争......
阿片王―満州の夜と霧 (新潮文庫 さ 46-8)
まず文章がヒドい。「耳が勃起する」という表現が出てくる。読んでいるこちらが恥ずかしくなるほど劣悪な比喩である。これだけでも読む気を失ってしまう。 さらに、「夜の帝王」「男装の麗人」といった人物形容が......
甘粕正彦乱心の曠野
満州の現場を知っている人がいまどれほど残っていることだろう。生き証人を探すにしても最後のタイミングに差し掛かっている。その意味で、このタイミングで広く証言を探しつくりあげた大作だ。 しかしながら、こ......
この国の品質
小泉政権が始まるまでも劣化していなかったわけではないが、それ以降はより激しくなり、自分ダケ本意の社会に急速に変貌を遂げている。 佐野はそれを「読む」力の衰退が原因と説く。 ネット普及で、いき......
大往生の島 (文春文庫)
周防大島はこの世の楽園かに思われた。20年近く前、職場の友人の実家があったこの島に盆休みを利用して9連泊したことがある。夜が深い。主産品のミカン山と畑、蚊帳越しに縁側から見る夜の外は緑色の光が幾つか......
響きと怒り―事件の風景・事故の死角
寄稿文6編を一冊にまとめているのだが、JR尼崎の事故以外については、3〜10年経過しているにもかかわらず大きな加筆がなされておらず、切り口が浅いように思われる。 最大の紙幅を取っている阪神淡路大......
阿片王 満州の夜と霧
著者の「甘粕正彦乱心の曠野」があまりに素晴らしく、著者の主張と取材の豊富さに共鳴し感動したので、この本を買ったが失望した。ほかの書評にもあるが、肝心の里見より女性関係ばかりにページを割いているいる感......
宮本 常一 (KAWADE道の手帖)
『旅する巨人』(文藝春秋)、『宮本常一が見た日本』(NHK出版)で宮本常一の人間像に迫ったノンフィクション作家・佐野眞一さんの編集による、「宮本常一・総合ムック」と言ってよいかと思います。あまりにも......
遠い「山びこ」―無着成恭と教え子たちの四十年 (新潮文庫)
林竹二や斎藤喜博など日本の民主教育を築いた人々はすでに 他界した。無着は昨年ラジオに登場して皆を驚かせた。 あの、懐かしい東北弁での教育相談である。やはり、この本 にあるとおり無着は教育実践一筋の人......
小泉純一郎―血脈の王朝
戦後の首相として歴代3番目の長期政権を築きあげた小泉純一郎。近年の歴代総理の中で飛びぬけて高い支持率を維持し、 維持したまま任期満了を迎えた男。だからといって小泉を偉大な政治家だと考えている人は少な......
てっぺん野郎―本人も知らなかった石原慎太郎
最初の掛け声は勇ましいが、結果は尻すぼみに終わる。青嵐会結成以来、慎太郎が繰り返してきたいつもの行動パターンが、 我が国のキーワード=忘却 と結びつく時、押し出しの強さばかりに目が奪われることになり......
東電OL症候群(シンドローム) (新潮文庫)
前編の殺人事件の著書では、文中に多々出てくる、詩や歌詞や他書の引用文などが多く、それが本編とずれてる気がしました。作者はあくまでも被告人を無罪とした冤罪主観が強く、とても偏った内容だなと思いました。......
東電OL殺人事件 (新潮文庫)
猟奇殺人、多重人格など犯罪心理学的な事に興味があり、新潮45シリーズ等読みあさってきたが、これ程読みにくい、最初から最後まで入り込めず集中力さえ削がれるノンフィクションに出会ったのは初めてです。とに......
紙の中の黙示録 (ちくま文庫)
毎日のように新聞に掲載されている三行広告。ここでいう三行広告とは、尋ね人、求人、不動産売買、死亡広告、お詫び広告などの怪しげな広告のことである。死亡広告自体は怪しいものではないが、新聞に広告が出るま......
凡宰伝 (文春文庫)
「平成おじさん」こと小渕恵三の人生を当人にも多く取材して描いたベテランジャーナリストの書籍である。 周囲から「凡人」と思われていたこの人物の凄み――人心収攬から不気味なまでのしたたかさ――を取り上げ......
だから、僕は、書く。 (佐野真一の10代のためのノンフィクション講座―総論篇)
ノンフィクション作家の佐野眞一が語るノンフィクション論とも言うべき、ノンフィクション講座。 本業のノンフィクション作品とは趣が異なり、語り口調での自分のノンフィクションへの思いから、この分野の大切......
人を覗にいく (ちくま文庫)
雑誌に連載されたインタビューを中心にまとめた人物論なので、著者の長篇評伝のように綿密な取材をしているわけではない。その人物のある一面に焦点を絞った内容である。この作品のタイトルは「人を覗(み)にいく......
東電OL症候群
前編の殺人事件の著書では、文中に多々出てくる、詩や歌詞や他書の引用文などが多く、それが本編とずれてる気がしました。作者はあくまでも被告人を無罪とした冤罪主観が強く、とても偏った内容だなと思いました。......
私の体験的ノンフィクション術 (集英社新書)
宮本常一の足を使った取材と調査の仕方に強い感銘を受けた著者が、ノンフィクション作家としてんがねんの体験から学んだ仕事の仕方について、懇切丁寧に具体的な例を挙げて書いた本書は、文章を書いて生きようと考......
「南京大虐殺」のまぼろし (WAC BUNKO)
もともと鈴木明という作家が書くものが好きで読んできたら、この本に出会った。したがって所謂どっちかの派閥に属しているわけではない。そのことにはあんまり興味がない。話が飛んでしまうが昔々(40年以上前)......
日本畸人伝―治・七人の侍
著者の代表作といえば『「南京大虐殺」のまぼろし』になってしまうんだろうが、著者が最も得意としたのが歴史に埋もれてしまった人物の発掘で、この本は一旦はボツった原稿が再び日の目を見たといううれしさも手伝......
維新前夜―スフィンクスと34人のサムライ (小学館ライブラリー)
一枚の集合写真からその時代を描くという手法は「追跡―一枚の幕末写真」(1984年)で著者はすでに用いているが、前回は誰が写っているのか分からない写真であったのに対して、今回は写された年月日、時間を始......
わがマレーネ・ディートリヒ伝 (小学館ライブラリー)
彼女ほど20世紀を象徴する女性もいないでしょう。歴史に残る女優だけど、彼女の人生は決して華やかのものだけではない。むしろ暗いイメージがつきまとう。ヒトラー台頭とともにいち早く祖国ドイツを去り、第2......
維新前夜―スフィンクスと34人のサムライ
一枚の集合写真からその時代を描くという手法は「追跡―一枚の幕末写真」(1984年)で著者はすでに用いているが、前回は誰が写っているのか分からない写真であったのに対して、今回は写された年月日、時間を始......
リリー・マルレーンを聴いたことがありますか
「リリー・マルレーンを聴いたことがありますか」での記事は月刊雑誌:文藝春秋に掲載されたのが最初と思うが、この設問は誰を対象にしているのだろうか。第二次世界大戦中にラーレ(ララ?)・アンデルゼン(La......
響け!アジアの鼓動(サウンド)―国境を越えた「魂の歌」
韓国の歌手チョー・ヨンピルの日本デビューのいきさつと台湾の実力派歌手スールイのデビューのきっかけとなった映画「搭錯車」の製作に関わった人たちのノンフィクションドキュメンタリーです。台湾歌謡曲が洋楽......
兵士を追え (小学館文庫 す 7-3)
自衛官を追ったルポ 今回は潜水艦乗りとそれを追いつめる哨戒機P3Cの乗員にスポットを当てている。 普段我々が知ることのない自衛官達の生の姿、特に機密性が高いとされる潜水艦と哨戒機を操る隊員達の生活、......
「兵士」になれなかった三島由紀夫
興味深い内容なところもありますが、もう三島に関しての「あの筋肉は見せかけだけで実は体力は無い、運動神経が鈍い」「コンプレックスが激しい」的ツッコミ抜きの本が読みたいです。三島の生き方はコンプレックス......
兵士に告ぐ
兵士シリーズは4冊とも読んでいます。 さすがに15年も続けているだけあって、かつての取材対象が昇進したり別部署にいるなどし、“点”が“線”になり、深みが出ている。 国民に自衛隊を広く理解しても......
兵士を追え
本書は海上自衛隊の、潜水艦そして対潜水艦活動を主な任務とするP3Cの航空部隊、この二つの従事する自衛官の普段は暗部に囲まれて世間では知られることのない彼らを取材した本だ。 特に潜水艦は、停泊してい......
社長という人生
6名のタイプの異なる社長を取り上げ、対談風に紹介をしていく。各人に割くページ数は約40ページ弱と極めて少ないが、対談の合間に筆者が挟み込む巧みな比喩の説明もあって、登場する人物の人間性がビビッドに浮......
兵士を見よ (新潮文庫)
いくら中国の反日勢力が騒いでも、北朝鮮が脅してきても、彼らが日本に攻めてこない理由。それはこの本を読めばすぐわかります。 世界最強の戦闘機F-15.この戦闘機のものすごさは最大9Gの係るコクピットと......
兵士を見よ
いくら中国の反日勢力が騒いでも、北朝鮮が脅してきても、彼らが日本に攻めてこない理由。それはこの本を読めばすぐわかります。 世界最強の戦闘機F-15.この戦闘機のものすごさは最大9Gの係るコクピットと......
兵士に聞け (新潮文庫)
まるで小説のような語り口で“兵士”たちの現実の姿をひたすら丁寧に追ったルポです。 常に政治と外交、そして国民の目に翻弄され続けてきた自衛隊の内部、しかも一部隊、一隊員にクローズアップするとで、生きて......
メディアの興亡〈下〉 (文春文庫)
「コンピュータで新聞を作る」 という、コンピュータがここまで発達・普及した現在だと普通に考えられることが、 昭和40年当時、「アポロ宇宙計画に匹敵する難事業」であったこと。 そして、昭和40......
メディアの興亡〈上〉 (文春文庫)
「コンピュータで新聞を作る」 という、コンピュータがここまで発達・普及した現在だと普通に考えられることが、 昭和40年当時、「アポロ宇宙計画に匹敵する難事業」であったこと。 そして、昭和40......
兵士に聞け
まるで小説のような語り口で“兵士”たちの現実の姿をひたすら丁寧に追ったルポです。 常に政治と外交、そして国民の目に翻弄され続けてきた自衛隊の内部、しかも一部隊、一隊員にクローズアップすることで、生き......
メディアの興亡〈上〉 (新潮文庫)
ITが声高に叫ばれる前夜、日経新聞がいかにコンピュータ化を実現したかのドキュメンタリーです。仕事は働いている個人一人一人により実現されるという基本的なメッセージが聞こえてきました。やはり苦労の先にい......
メディアの興亡
「コンピュータで新聞を作る」 という、コンピュータがここまで発達・普及した現在だと普通に考えられることが、 昭和40年当時、「アポロ宇宙計画に匹敵する難事業」であったこと。 そして、昭和40......
焼け跡の青春・佐々淳行―ぼくの昭和20年代史 (文春文庫)
終戦の詔勅の日、川で水浴びをしていて川下を見たら、同じ所で勤労奉仕していた少女達も水浴びをしていた…などという、「ちょいエッチ」なエピソードが所々に記されており、常日頃コワモテで危機管理を訴える佐々......
焼け跡の青春 佐々淳行-ぼくの昭和20年代史
著者の父で朝日新聞論説主幹、参議院議員であった弘雄氏の思い出をちりばめながら昭和20年代を自分史として振り返った良書。大日本帝国の「皇軍」を「極悪非道の賊軍」とすべく言論統制を進めるGHQ。これに追......
戦時少年佐々淳行―父と母と伊藤先生 (文春文庫)
いくら文部省がシステムを変えようとも、学校の入れ物を立派にしようとも、ハードウェアが立派手でもソフトウェアの教員が駄目ではどうしようもない内容は教育とは何か!?とか構えた内容ではなく「良い先生に恵ま......
わが上司 後藤田正晴―決断するペシミスト (文春文庫)
出張に行く新幹線の中で読むために、駅で買いました。 著者の方はよく知らなかったのですが、後藤田正春氏という名前に興味があって。 いつになったら後藤田氏の話になるんだろうと思いつつ読み進めたのですが、......
香港領事佐々淳行―香港マカオ暴動、サイゴン・テト攻勢 (文春文庫)
1997年に出た単行本『香港領事動乱日誌』の改題・文庫化。 著者は警察庁で危機管理に携わった人物として有名。退官後は自身の体験をもとに『東大落城』『連合赤軍「あさま山荘」事件』などを執筆している......
わが上司 後藤田正晴―決断するペシミスト
出張に行く新幹線の中で読むために、駅で買いました。 著者の方はよく知らなかったのですが、後藤田正春氏という名前に興味があって。 いつになったら後藤田氏の話になるんだろうと思いつつ読み進めたのですが、......
連合赤軍「あさま山荘」事件―実戦「危機管理」 (文春文庫)
浅間山荘事件に至るまでのよど号ハイジャック事件や警察戦国時代とまで語られる、その他学生運動を含む事件の数々とその関係を知ることができた。また、三島事件にも立ち会っており、本書に書かれた血染めの絨毯の......
「六男二組」の太平洋戦争―日本の教育がきらきら輝いていた日! (小学館文庫)
戦争を知らない子供たちに、当時の凄まじい状況を説明しても共感は得られにくい。しかし、大人として、彼らの先達として、この国が歩んだあの苛烈な歴史は、決して風化させずに伝えていかねばならない。貧しくても......
連合赤軍「あさま山荘」事件
浅間山荘事件に至るまでのよど号ハイジャック事件や警察戦国時代とまで語られる、その他学生運動を含む事件の数々とその関係を知ることができた。また、三島事件にも立ち会っており、本書に書かれた血染めの絨毯の......
六男二組の約束―戦争と先生と59人の子供たち
貧しさが、子供の能力を、ばんばん引き出し、最も人間らしい。先生の教育に、心が、洗われました。今こそ、世の中の大人たちにぜひ、読んで頂きたい。自分自身ちょっと、童心に戻りました。そして、子供達に心か......
目黒警察署物語―佐々警部補パトロール日記 (文春文庫)
危機管理の第一人者として活躍されている佐々淳行氏の自伝的青春小説。最上質のビルドゥングス・ロマンとしても十分に面白いが、昭和三十年代の生活・風俗の記録としても貴重な一冊です。また、このころから危機......
東大落城―安田講堂攻防七十二時間
私が佐々さんの作品に初めて触れたのはこの東大落城の単行本でした。その後文庫化された後も手軽に読みたいので、こちらも購入しています。 殉職者まで出しながらも強い同士の結びつきのもと、任務遂行していた機......
目黒警察署物語―佐々警部補パトロール日記
危機管理の第一人者として活躍されている佐々淳行氏の自伝的青春小説。最上質のビルドゥングス・ロマンとしても十分に面白いが、昭和三十年代の生活・風俗の記録としても貴重な一冊です。また、このころから危機......
望郷と訣別を―中国で成功した男の物語 (文春文庫)
2004年度のテクノセンターインターンシップに参加しました。この本の主人公である石井さんにも出会いました。石井さんは、この本からそのまま出てきたような方です。すごい話・おもしろい話も(本では書けない......
陽はまた昇る―映像メディアの世紀 (文春文庫)
私の父は、日本ビクターです。小学6年の頃でしたでしょうか? いち早くビデオが我が家にやってきました。 その時父は「ソニーとの戦いだ。」と言いました。 なぜ、ビデオの機械が2種類あるのか、父に聞いた記......
トヨ・GM 巨人たちの握手 (文春文庫)
大ã??ã?ªå??ä??ã??æ??æ?ºã?®è£?ã??ã??ã??ã??å?"äº?è?...ã??ã?¡ã?®äººé-"è??ã??è'?è-¤ã??æ?"ç®-ã??è¨?ç®-ã......
ホンダ神話―教祖のなき後で (文春文庫)
とても読み応えのある一冊だった。個人的にはプロジェクトXなどを見たため、ホンダには非常にポジティブな感情を持っていたが、この本はその舞台裏を見せてくれたように思う。ホンダは本田宗一郎と藤沢武夫という......
映像メディアの世紀―ビデオ・男たちの産業史
NHKの「プロジェクトX」で取り上げられて以来、VHS開発にまつわる物語は感動的な話として広く認知されているが、この本は元々そういった美談を伝えるために書かれているのではない。敗れたソニーですらビデ......
ホンダ神話―教祖のなき後で
とても読み応えのある一冊だった。個人的にはプロジェクトXなどを見たため、ホンダには非常にポジティブな感情を持っていたが、この本はその舞台裏を見せてくれたように思う。ホンダは本田宗一郎と藤沢武夫という......
密約―外務省機密漏洩事件 (岩波現代文庫)
外務省がとんでもない事をしたのか、報道の自由の問題なのか、裁判所の事実誤認な のか、そこに働く人の倫理の問題なのか、事件の歪曲なのか、新聞記者の行動が問題 なのか・・・何が一番書きたかったテーマか分......
完本 昭和史のおんな
第二次大戦までの政治と社会の激動の中での事件史を『女性』に焦点を絞り描いている。 個々の事件はクローズアップされる事の無かった事件、あるいはセンセーショナルに報道された事件など、千差万別である......
わたしが生きた「昭和」
作者の満州へ渡り、敗戦から引き上げまでの前半生を踏まえながら、「昭和」の前半の歴史に切り込んだ作品です。 満州国の問題、日中戦争に走る関東軍の暴走、226事件、敗戦から引き上げ等々についての歴史の描......
城山三郎の昭和 (角川文庫 さ 41-6)
なるほど城山三郎とはそういう男だったのか…というのが 読後の感想である。 かって城山は軍国少年で、志願して軍隊に入った。しかし そこで見た海軍組織の腐敗や海軍精神や理念とは掛け離れた 上官の腐敗した......
誰が憲法を壊したのか―「憲法九条」の危機に訴える!
マレーシアがイギリスから独立すれば新憲法を制定する。インドネシアがオランダから独立した時も、ベトナムがフランスか独立した時も同じである。国際法上違法に強制的に押し付けられた憲法、しかも日本人の女子供......
いま、この人を見よ! (知恵の森文庫)
舌鋒するどいこの人の著書は結構好きなんですが、これはなんか拍子抜けしました。まぁ表紙に「佐高信が褒める」って書いてあるからいつものとは違うんだろうけど。自分の不勉強を棚に上げて言うのもなんですが、知......
悲歌―古賀政男の人生とメロディ
いつの頃からか? 新入社員とカラオケに行っても歌う曲、歌手が全く「断絶」してしまうようになったのは。小生が入社した80年代末の段階では、親世代(30年代生まれ)の上司や、団塊世代、50年代生まれの先......
ひとりひとりのいのち、ひとりひとりの人生
本書に登場する人物は佐高氏がいい意味で「誑された」人物だろう。騙されるというより、その前段階でその人物に魅せられたという意味である。 いろんな人間がいていろんな思考があり、民主主義は発展していくのだ......
逆命利君 (岩波現代文庫)
本書は単行本で出た時からの愛読書だが 岩波現代文庫にまで入ってしまったことにはいささか驚いたし 愛読者として 嬉しい。 本書で描かれているのは 鈴木朗夫という 住友商事の常務だった男である。正......
城山三郎の昭和
私が今まで読んだ佐高信氏の本は、軽い批判の本が多い(「政経外科」や、「タレント文化人150人斬り」のイメージが強かったので。もっとも、他の本を読まれた方はまた別の印象を持っていると思うが)と思ったが......
石原莞爾 その虚飾 (講談社文庫)
本書を批判のための批判とするのは間違いだ。筆者と石原は同郷で、おそらく共感するところも多かったはずだ。そういう人物による真剣な石原評と見るべきだ。石原好きは「あばたもえくぼ」だが、本書の「解説」を読......
面々授受―市民・久野収の生き方
このほど株式会社金曜日の社長に就任した著者による師匠へのオマージュの本。「市民」という言葉をこれほど素直に、悪く言えば臆面もなくタイトルに使う人は、現今稀であろう。「市民運動」と呼ばれるコミュニティ......
司馬遼太郎と藤沢周平―「歴史と人間」をどう読むか (知恵の森文庫)
佐高信が、「司馬が嫌い、藤沢が好き」との好みを開陳した本。佐高による司馬批判は多岐にわたるが、強引な主張も多い。バブルを起こした経営者・大蔵官僚たちは、司馬作品の愛読者である。ゆえに、司馬にもバブル......
女は賢く勁くあれ! (WAC BUNKO 89)
金美齢氏と櫻井よしこ氏の対談集。TVでの金氏の歯切れの良い言説には感心する事しきりだったが、本書を読むとその根底には厳しい過去(台湾の独立運動)があった事が分かる。本書の価値は金氏の人生の断片を知る......
いまこそ国益を問え―論戦2008
著者は日本のためにしっかりとした方向を指そうと努力していることは万人が認めるところであり、その情報・努力には共感する。 しかしながら、国民の方向性が伴わないという事実がある。しかし著者はそれを物と......
日本人の美徳 誇りある日本人になろう (宝島社新書 262) (宝島社新書 262)
金美齢さん稲田朋美さんと並ぶ女神ですねクーデター起こしてこの人を大統領にしたいですね(笑)本書は日本人が昔から持っていた美徳と著者自身のエピソードを語ったもの。常に凛とした姿勢で正論を吐く櫻井氏に私......
世の中意外に科学的 (集英社文庫 さ 45-1)
脳科学、細菌学、ウイルス学、BSE問題あるいは宇宙論と、 幅広く勉強されている様子がよく分かる。 著者の意外な一面を見た気がした。 つまるところ、マスコミにも問題があるが、 世の中の出来事に対して......
日本よ、勁き国となれ――論戦2007
3月5日のTBS・NEWS23の多事争論で筑紫哲也氏は、慰安婦問題での安倍総理の答弁について「業者にそういうこと(強制連行)をやらせたことに強制性があるという、まあ日本人が聞いてもわからない説明であ......
この国を、なぜ、愛せないのか~論戦2006
櫻井氏の深い見識と固い信念と、裏打ち情報を求める姿勢には関心します。日本の歴史・文明に彼女なりの誇りを持っていることが、彼女をここまで動かしているのでしょう。 櫻井氏が指摘する、日本の外交戦略の拙......
国売りたもうことなかれ 論戦2005
彼女の韓国や中国に対する批判は感嘆させられたが、この本に米国に対する文章があまりに少なすぎる。これが掲載雑誌の意向なのか本人の考えなのか判らないが、BSEや在日米軍の暴行事件、米国政府の年次改革要望......
日本が犯した七つの大罪 (新潮文庫)
「日本が犯した七つの大罪」というタイトルに惹かれて本書を手にしました。北朝鮮による日本人拉致事件に対する日本政府と外務官僚の弱腰と戦略のなさには呆れるばかりです。日本の常識は世界の非常識だと改めて感......
世の中意外に科学的
「青春と読書」の連載エッセイの書籍化です。櫻井さんは理系の背景をもっている人ではありませんので、「科学のことをおしえてあげるわよ」というスタンスの本ではありません。彼女が感じた、科学的で楽しい世界に......
何があっても大丈夫
「今日の出来事」は毎日見ていた。 ただ何となく選んでいた気がしていたのだけど、櫻井よしこが辞めて局アナがニュースを読む様になって見なくなり、彼女のキャスターとしての存在感に気付かされた。 彼女の年......
このまま滅ぶな、日本
櫻井よしこ、あやまてり。最近、一年半ほどの執筆をまとめ、加筆したのが本書だ。ほかの問題では異論がないが、イラク問題に異議ありである。2003年9月に執筆した、「今、必要な自衛隊派遣の準備」で、バクダ......
大人たちの失敗―この国はどこへ行くのだろう? (PHP文庫)
櫻井さんの基本的な問題意識が記されている本だ。親子、教育、高齢、環境、憲法、外交、仕事、報道、今後の日本の行く末、一つ一つの章が若い世代へのメッセージとなっている。確かにそれぞれの問題は深く掘り下......
ニッポンが好きだから (新潮文庫)
櫻井よしこさんと瀬戸内寂聴さんの対談集です。常に冷静で論理的に語っている櫻井さんに比べ、瀬戸内さんがタダの左翼おばさんであることが露呈してしまいました。知ったかぶりと思い込みによる発言は、少々見苦し......
変わるのは今しかない―論戦2002
2001年から2002年にかけて政権が変り改革に向かって動き出そうとしている昨今、日本はどうあるべきなのか、フリーのジャーナリストとしてわかりやすくときには突っ込んで意見が述べられている。通常、政治......
日本の危機 (2)
日本というこの国は、やっぱり危機的状況にあるんだ、ということをきっちり認識させてくれます。もちろん、筆者の論旨に全部賛成ではなくてーというのは、この本で取り上げられているすべての問題について、裏付け......
立ち上がれ!日本―「力強い国家」を創る戦略
櫻井よしこさんは、薬害問題など大手マスコミが取り上げない問題を独自の取材で深く追求してきたジャーナリストとして注目していた。この対談でも、外交、憲法、教育などの分野で抱える矛盾・問題点を櫻井さんが鋭......
日本の病―正常な国への処方箋
???メディアでもおなじみの気鋭のジャーナリストと精神科医が、現在の日本が抱えるさまざまな病巣を摘出し、適切な処置は何なのかを深く議論しているのが本書である。日本社会における医療問題、教育問題、社会......
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